便秘症の原因と治療例について
便秘症とは、本来体外に排出すべき便を十分量かつ快適に排出できない状態とされています。
大腸の消化作用は微々であるため、主に水と電解質を吸収する働きをしていますが、自律神経のバランスが崩れていると、水分の吸収が抑えられて下痢の症状を引き起こしたり、逆に水分吸収作用が活発になりすぎて水分の少ない硬い便が大腸に溜まり便秘になります。
したがって、慢性的な便秘の多くは、自律神経失調症の一種だと言えるのです。
食事の時間が不規則な人、暴飲暴食する人が便秘症になりやすい傾向があります。
便秘は便通の頻度で決まるものではなく、満足できない排便ができない状態のことを指します。排便してもスッキリしない、便が硬く強くいきまないと出ない、薬を飲まないと排便できないなどの症状も便秘に含まれます。
便秘症の症状の方は以下のような項目が当てはまります。
・朝食を食べない
・朝、トイレに行く時間がない
・便意を我慢することが多い
・ダイエットをしている
・消化の良いものばかり食べている
・野菜や果物をあまり食べない
・あまり歩かない
・運動する習慣がない
・ぐっすりと眠れない
・睡眠時間が短い