メニエール病の原因と治療例について
メニエール病とはめまいや立ちくらみ、身体がふらつく、目の前が暗くなるといった浮遊性のめまいと身体がぐるぐる回るように感じる回転性のめまいが出る症状があります。
この症状の原因は、内リンパ水腫です。その根底にはストレスや睡眠不足、疲労感などが関係しております。
めまい=メニエール病と考えがちの人が多いですが、メニエール病には厳密な診断基準があり、それを基に診断します。それは「難聴、耳鳴り、耳が詰まる感じなどの聴覚症状を伴うめまい発作を反復する」です。ここで一番大切なのは反復するという点です。めまい発作や難聴発作が1回起きただけではメニエール病とは診断できません。この診断基準を満たし、且つ類似の他の病気を除外できたものを「メニエール病確実例」と診断します。
めまいの診察では体のバランスを調べる検査や眼振検査(目の動きの異常を調べる検査)を行います。
聴覚症状に対しては耳内を観察し、聴力検査を行います。