気圧が自律神経など体調に影響を与える理由と対処法
気圧の変化で体調が悪くなるというお悩みを抱える方は少なくありません。
気圧の変化で体調が悪くなってしまうのは、気圧が自律神経に影響するからです。
気圧が自律神経に影響を与える理由や、体調が悪いときの対処法を解説します。
■気圧が自律神経など体調に影響を与える理由
気圧とは「空気による圧力のこと」です。
人間を含め地球上に生きている動植物はすべて気圧(空気の圧力)を受けて生きています。
そのため、人間の体や体調、自律神経などは、知らず知らずのうちに気圧に影響されるのです。
通常、空気の圧力である気圧を受けても、人間の内側からも外に向かって力が働いていますので、体が潰れることはありません。
ただ、気圧の変化により「外からの空気の力(気圧)」と「人間の内側からの力」の状況・作用が変わってきます。
たとえば、気圧が低い山の上などに行くと、お菓子の袋が膨らんでしまうことがあります。
これは、気圧(外からの力)が弱くなってしまったために、内側からの力が強く出てしまったからこそ見られる現象です。
人間の体はお菓子の袋のように気圧で急に膨らんだり、潰れたりはしませんが、同じように血液や臓器、骨、脳などは知らず知らずのうちに影響を受けてしまいます。
そのため、気圧の影響で自律神経のバランスを崩したり、不調が出てしまったりするのです。
また、人間は耳で気圧を感知しています。
さらに、耳で感知した気圧は自律神経に伝わるという仕組みです。
自律神経も気圧に関係していることから、気圧の変化に影響されやすくなっています。
気圧や天気のストレスは自律神経失調症の引き金になりますので、不調が続く際は鍼灸院への相談をおすすめします。
■気圧の変化により体調が悪いときの対処法
気圧の変化により体調を崩してしまう方は2つの対処法がおすすめです。
・耳のストレッチを行う
・自律神経や心身のバランスを取る
・体を温めたり深呼吸等で身体の力を抜く
気圧は耳から自律神経へと伝達されます。
耳や自律神経は気圧による影響を受けやすいということです。
気圧で頻繁に不調が出てしまうなら、気圧を感知する耳のストレッチを行ってはいかがでしょう。
両耳たぶを軽く引っ張る。離す。
この繰り返しで簡単なストレッチをしてみましょう。
耳たぶを前後に軽く回すストレッチなどもおすすめです。
この他に、自律神経や心身のバランスを取ってあげる鍼灸院の施術もおすすめします。
自律神経や心身のバランスを改善することで、不調が徐々に緩和される可能性があります。
■最後に
気圧は人体に影響を及ぼします。
・天気や気圧が変化すると頭痛がするなど、体調が悪くなる
・気圧の変化によって体がだるくなったり、眠くなったりする
・神経痛や関節痛が出る
・自律神経失調症の諸症状が出る
このような方はご自宅での耳のマッサージや鍼灸院での施術を試してみてはいかがでしょう。
札幌の当鍼灸院は自律神経失調症やパニック障害、気圧や天気による不調の改善に力を入れています。
自律神経失調症やパニック障害、気圧や天気による不調のことなら、札幌のかわしも治療院にご相談ください。
■なぜ、自律神経の不調またはパニック障害に鍼灸が良いとされているか
名古屋で自律神経専門に施術をなされて本も出版されている小塚 高文先生がわかりやすくまとめていただいているので下記URLをご参照ください。
http://www.shinkyu-taka.jp/15832182264686
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