一人暮らしの方ができる強迫性障害の対策とは?
2025.09.03強迫性障害で悩んでいる方、あるいは過去に症状が出た方の場合、一人暮らしに対して不安を覚えることは珍しくありません。
強迫性障害の諸症状が不安なときは、一人暮らしの際にできる対策をしておいてはいかがでしょう。一人暮らしの方ができる強迫性障害の対策や、一人暮らしで出やすい強迫性障害の症状について解説します。
一人暮らしで出やすい強迫性障害の症状
一人暮らしで特に出やすい強迫性障害の症状は、次のような症状だと言われています。
・家の鍵をかけたかどうかを何度も確認してしまう
・コンセントを抜いたか、ガスの元栓をしめたか何度も確認してしまう
・何度も手を洗ってしまう
・こだわりがあり、あるいは「まだ汚い」と思ってしまい、掃除に時間がかかってしまう
・家具や物の配置に強いこだわりが出てしまい、きっちり並んでいないと気が済まない など
強迫性障害の方に限らず、一人暮らしがはじまると、生活のすべてにおいて自分自身しか頼れません。
そのため、一人暮らしでは「何度も確認する」「こだわってしまう」といった症状が出やすくなってしまうと言われています。
また、一人暮らしの場合、強迫性障害の症状が出てもサポートしてくれる家族が側にいません。
だからこそ強迫性障害の症状が強く出やすくなると言われるわけです。
一人暮らしでできる強迫性障害の対策
一人暮らしでできる強迫性障害の対策にはどのようなものがあるのでしょう。
主な対策をご紹介します。
対策①確認用のアプリやグッズを有効活用
アプリや便利グッズの中には「すでに施錠済みである」ことなどを明確に確認できるものがあります。
こうした「自分がしっかり〇〇した」ことを確認できるアイテムやアプリを活用することが対策のひとつです。
対策②家族にサポートをお願いしておく
強迫性障害の症状が不安なら、家族にサポートをお願いしておくことも対策のひとつです。
不安なときは話を聞いてもらう。こまめに連絡してもらう。定期的に様子を見に来てもらう。
このような対策をしておくことで安心感を得られる方もいるはずです。
対策③強迫性障害の緩和治療を受ける
一人暮らしで強迫性障害の症状が出てしまった。症状が強くなってしまった。
このようなケースでは、強迫性障害の緩和治療を受けることが対策です。
強迫性障害でお悩みならご相談ください
強迫性障害でも事情があり一人暮らししなければならない方は少なくありません。
また、症状が緩和してきたタイミングで一人暮らしを決める方も実際にいらっしゃいます。
一人暮らしをはじめたときに、強迫性障害の諸症状が出てしまうことや、今まで治まっていた症状が強く出てしまうケースがあります。
一人暮らしはサポートしてくれる家族が常に側にいるわけではありません。
だからこそ早めに緩和治療を受けるなど、強迫性障害の諸症状に注意していくことが対策です。
当鍼灸院は強迫性障害やパニック障害、自律神経失調症の緩和に力を入れています。 専門の機関や医療や心のプロと連携して強迫性障害緩和のためにサポートいたしますので、症状でお悩みの方はかわしも治療院にご相談ください。