【鍼灸治療によるパニック障害の治療と効果】
パニック障害は、100人に2~4人くらいの割合で発病するといわれている心の病です。
パニック障害といっても、人によって症状は異なります。
よく言われているものとして、動悸が激しくなる、大量の汗が出る、
呼吸が苦しい、めまい、胸が苦しくなるなどがあり、
ひどい人はその場から動けなくなってしまったり、
倒れてしまうこともあります。
一度発作が起きてしまうと、また発作が起きるのではないかという不安から、一人では外出ができなくなってしまう人もいるのです。
また、パニック障害が原因で、人と接触を避けてしまい、
対人恐怖症となってしまう人もいると言われています。
パニック障害には、薬物療法や精神療法が主な治療法となりますが、
鍼灸治療により症状が緩和する可能性もあります。
パニック障害の治療法
パニック障害の主な治療法は、薬物療法と精神療法になります。
薬物療法は、抗うつ剤や抗不安薬などを飲んで、発作を抑える、
気持ちを落ち着かせる、発作が出るのではないかという不安を
取り除くというような役割があります。
パニック障害で使われるお薬は、効果が認められているので、
治療での選択肢として一番に選ばれるものといえるでしょう。
しかし、副作用が出てしまったり、お薬に依存してしまい、
手放すことができないというケースもあります。
比較的副作用が少ないお薬を使うなら、
漢方薬を処方してもらうというのもひとつの方法です。
薬物療法と合わせて行われることが多いのが、精神療法です。
これは、医師やカウンセラーと対話を通して、
発作が起こりにくい心を作っていく、
不安を取り除いていくものになります。
鍼灸治療によるパニック障害の治療とは
鍼灸治療では、神経症の治療と同じ考えで、
パニック障害の症状を緩和させるための鍼治療を行っていきます。
東洋医学では、神経系をつかさどっているのは「腎」であると考えられているので、この「腎」のエネルギーを調整できるように関係する箇所に鍼灸治療を行います。
「腎」のエネルギーが不足していると、
恐怖や恐れを強く感じてしまったり、驚いたり、焦ったり、
不安になるなどが起こりやすくなってしまうため、
エネルギーの状態を整えていき、症状緩和に繋げていくのです。
その他、身体に不調を感じられている部位がある場合は、
それらの部位との関連性も踏まえて、
ひとりひとりに合わせた施術を行っていきます。
パニック障害のお悩みはかわしも治療院へ
パニック障害のお悩みを抱えていて、できればお薬を減らしていきたい、お薬を使わない体に優しい治療を受けたいという方は、
一度当院へご相談ください。
かわしも治療院では、鍼灸治療でパニック障害の症状を緩和させていくことができるように、サポートさせていただいております。
パニック障害で悩まれている方は、いつ発作が起きるか分からないことで、日常生活でも不安が多いと思います。
少しでも気持ちが楽になるようにお手伝いさせていただきますので、
お気軽にお越しくださいね。
■なぜ、自律神経の不調またはパニック障害に鍼灸が良いとされているか
名古屋で自律神経専門に施術をなされて本も出版されている小塚 高文先生がわかりやすくまとめていただいているので下記URLをご参照ください。
http://www.shinkyu-taka.jp/15832182264686
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