頭痛の原因と治療例について
頭痛の多くの原因は、首の歪みによる血行不良にあります。
首が歪んでいることで、頭に行く血液の流れが悪くなり痛みが発生します。
ただし、それだけではありません。頸部の異常により生じる症状は 頭痛だけでなく、吐き気や目まい、手足のしびれ、顎関節症、不眠症など、様々な体調不良の原因となってあらわれます。
背中の骨格筋に異常が発生すると、頭部の異常の場合、頭最頂部から後頭部にわたって痛みが生じ、頸部の骨格筋の場合は、 前頭部・側頭部にわたって痛みが生じます。
頭痛はおおまかに片頭痛と緊張型頭痛の二種類に分かれます。
片頭痛は文字通り、頭の片側だけが痛む頭痛で、血管が圧迫されて血液の循環が悪くなることによって痛みが生じます。あるいは、脳の血管が拡張することにより頭痛が生じます。
片頭痛は発作的に起こりますが、直前に視界がチカチカするなどの前兆があらわれる場合が多くあります。頭痛を感じる期間に個人差があります。また、片頭痛は月に1,2回、または週に1回ぐらいの頻度で起こり、吐き気、めまいなどを伴う場合もあります。
緊張型頭痛も慢性頭痛の一種で、後頚部から後頭部の筋肉が緊張して起こる頭痛です。
緊張型頭痛では、頭を締めつけられるような鈍痛が生じます。